東都電車では、渋谷~長野を結ぶ新型特急車両「20000系」を導入します。
この車両は、首都圏と信州を結ぶ特急「おおとり」に対して新しい旅行の楽しみを添えることを目的に設計された車両です。従来の東都特急とは大幅に違うコンセプトで設計されました。
観光に便利な時間帯に1日5往復運行される予定となっており、別途車両愛称も付ける予定です。また、東都電車では40年ぶりとなる展望席を設置します。展望席は他車両より視界が1段高くなっていることも特徴となっています。また個室席、セミコンパートメント席も用意し、家族でも親子でも利用できる列車を目指します。
現在のところ、2023年春以降に運転を開始する予定です。
性能など車両の詳細は以下の通りです
【車両諸元】
編成:7両
製造編成数:3編成
最高速度:160km/h
起動加速度:2.0km/h/s
減速度(常用最大):4.5km/h/s
定員:305名
車内設備
①展望席(Sクラス・15席)/個室(3室・1室最大4名まで)
②普通席(56席)/多目的室
③普通席(60席・車椅子対応2席)
④ビュッフェ/セミコンパートメント(8室・1室最大4名まで)
⑤普通席(56席)/多目的室
⑥普通席(22席・車椅子対応2席)/Sクラス(21席)
⑦展望席(Sクラス・15席)/個室(3室)
(基本設計は15000系に準じており、4号車は既存15000系からの改造となります)
(現在運用中の15000系のうち、4号車を当系列用に転用した編成は残存する6000系の運用の置き換えに使います)