蒸気機関車の復活運転について

東京都心グループの鉄道各社は、多くの鉄道会社が合併してできた歴史があります。例えば、名阪鉄道は名古屋地区の中京鉄道と大阪地区の大阪急行鉄道が合併して誕生しました。

東京都心急行電鉄の長野線もまた、1990年まで長野~軽井沢間は「長野信州鉄道」という別の会社でした。この長野信州鉄道では、1922年の開業から1970年まで蒸気機関車を使用しておりました。

今回、その蒸気機関車を復活させることになりましたので、詳細な事業計画をお伝えします。


復活する機関車:長野信州鉄道8620形蒸気機関車8620号機

最高時速:95km/h

所属機関区:松代機関区(現在、松代機関区記念館として保存されている施設を利用)

牽引する客車:1922年の開業当時に使用していた客車と同型の客車を現代の技術で新規製造(4両)

運転区間:長野線松代~軽井沢

新設する設備:軽井沢駅周辺にデルタ線を設置し、機関車の方向転換を行います。

(画像は2017年3月に撮影された、京都鉄道博物館にて動態保存されている同型機です)

なお、列車には特別な装飾等は一切施さず、全席指定の急行列車として運行します。

詳しい料金などは決定次第お伝えします。